化粧品の機能って?知っておくべき4つの機能!
ツヤ髪と同様にお肌を美肌にするためには日々使う化粧品の役割や機能をしっかりと把握することがとても大切です。
化粧品の機能とは?
化粧品には大きくわけて4つの機能が必要であると言われています。
洗うこと
肌に刺激を与えずに優しく洗い整える機能です。
シャンプーやクレンジング、洗顔などが当てはまります。
補うこと
洗い整えた肌に必要なうるおい成分を補いみずみずしい肌に育てる機能です。
化粧水や保湿クリームなどが当てはまります。
護ること
整え育てられた肌を紫外線や刺激の強い界面活性剤から護る機能です。
紫外線防止剤(日焼け止め)やヘアオイルなどが当てはまります。
粧うこと
「洗う」「補う」「護る」の3つの機能で保たれた健康な肌を装い美肌を生み出す機能です。
ファンデーションなどが当てはまります。
この4つの機能は互いに密接に関わりあっているのでどれかひとつでも欠かすことは出来ないものです。
どれが1番大切なの?
よく化粧品のCMなどでは「補う」ものが沢山広告がうたれています!
- ヒアルロン酸配合
- プラセンタが〇〇%含有
- ビタミンC誘導体が〇〇の何倍も!
- セラミドが〜
- コエンザイムQ10が〜
などなどこれらの商品は今のお肌に足りていないものを補うための機能の商品ばかりなんですね。
このように補うものが1番大切なのか?
と言うと答えはノーです。
1番大切なのは洗う機能
いくら素晴らしい成分をお肌に補ったとしても、洗うものでお肌や髪を傷つけていては意味がありません。
シャンプーの泡も流せば顔につきます。
クレンジングや洗顔も直接お顔につけて洗い流すものです。
「洗い流す」ということであまり危険視されてはいませんでしたが毎日使うものだからこそお肌に優しい「洗う」ものを選ぶことが大切です!!
洗う機能として使われる
アニオン界面活性剤の
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
- α-オレフィンスルホン酸ナトリウム
などの硫酸界面活性剤は洗浄力も強く安価です。
しかし刺激が強く肌の細胞を殺してしまい肌荒れの原因となります。
肌バリア機能を破壊する硫酸界面活性剤を使うとアレルゲンや細菌などがお肌に侵入しやすくなったり、肌の水分も外に出やすくなります。
痛めた肌に補ったとしても洗うものから変えていかないとまたお肌は傷つくばかり。
まずは洗うものから変えてみるのが美肌の秘訣です!
荒木ユウ