炎症を起こしやすい肌とは?敏感肌とアレルギー肌の違い。
こんにちは。ツヤ髪美容師荒木です。
ツヤ髪と同じく大切なのが美肌。
今回は炎症を起こしやすい肌についての記事です。
肌の弱い方は是非参考にしてみてください。
炎症を起こしやすい肌2つのタイプ
炎症を起こしやすい肌は【敏感肌】と【アレルギー肌】の2つのタイプに分かれます。
それぞれの特徴とは。
敏感肌
紫外線や化粧品。洗剤や温度、湿度の変化など外部からの刺激に反応する肌のことを【敏感肌】と呼びます。
アレルギー肌
ダニ、カビ、金属や化粧品、花粉などのアレルゲンに反応する肌のことを【アレルギー肌】と呼びます。
バリア機能の低下
いずれにしても炎症を起こしやすい肌はバリア機能が弱っているのです。
肌のバリア機能が低下しているということは
- 紫外線
- アレルゲン
- 微生物
などの外界の刺激を受けやすい状態になっているということです。
刺激によって皮膚内部で活性酸素な発生すると非アレルギー性反応が起こります。
またランゲルハンス細胞で抗原が提示されるとアレルギー性反応が起こり肌トラブルに直結してしまうのです。
本来の皮膚の機能
元々皮膚には角質細胞の中にある天然保湿因子(NMF)やセラミド(細胞間脂質)などによりバリア機能が働いており、外からの物質の侵入や水分の蒸発による皮膚の乾燥を防いでいます。
しかし!!
硫酸系洗浄剤を使うことで皮膚はタンパク変性を起こし皮膚のバリア機能が弱まります。
硫酸系洗浄剤の危険性はこちら
界面活性剤の話① 〜硫酸界面活性剤〜 - 荒木ユウのよっしゃいけるブログ。
バリア機能が弱まると外からの異物や刺激が容易に皮膚の中に侵入しやすくなります。
花粉症も皮膚から侵入する?
アトピー性皮膚炎と並び近年多くの人を悩ませている『花粉症』もアレルギー性反応のひとつ。
花粉症を引き起こすアレルゲンであるスギ花粉やヒノキ、ブタクサなどは目や鼻の粘膜から侵入します。
硫酸系洗浄剤使い続ければ肌のバリア機能が低下するわけで、同時に目や鼻の粘膜のバリア機能も弱まっていると考えられます。
花粉症で目や鼻がかゆくなったり、むずむずしたりすると少しでも早くシャワーを浴びてさっぱりしたいところですがそこでのシャンプーを
硫酸系シャンプーにしたら意味がありません。
さっぱりするのと同時に肌のバリア機能を低下させてますます花粉が侵入しやすい状態を作っているということになります。
炎症しない肌にするには
皮膚のバリア機能を壊さないことが一番
です。
硫酸系シャンプーやアミノ酸系シャンプーを使わずにお酢系のシャンプーで肌バリアを守りながら外界からの刺激や化粧品、花粉などからも守りましょう。
まとめ
近年増えているアレルギー肌や敏感肌の方。
原因は実はシャンプーということもあります。
肌に優しいお酢のシャンプーを使って肌バリアを構築し、天然保湿因子やセラミドを閉じこめたうるおいのある肌を保ちましょう。