皮膚の役割とは??大切な肌の機能を知り美肌になろう!
皮膚には4つの役割がある
皮膚の役割をきちんと知れば本当に必要なお手入れ方法とは何か、また肌から遠ざければならないものは何かが自ずとわかってきます。
それによって使ってもいい化粧品や使っていけない化粧品が分かってくるはずです。
皮膚の役割について正しい知識を知り美しい肌を守りましょう!
外界からの刺激を防ぐ役割
皮膚は内臓を守るために外からの水、微生物、化学物質などの刺激や細菌の侵入を防ぎまた紫外線からも守る役割を果たしています。
刺激のあるシャンプーや化粧品を使うと肌表面のバリア機能が壊されアレルギーの原因であるアレルゲンや微生物が肌に侵入してきたり紫外線からもダメージを受けやすくなります。
外界からの刺激を防ぐ肌にするためにも普段使うシャンプーや化粧品きちんと選ぶことが必要です。
体温を一定に保つ働き
もともと皮膚は熱を通しにくい性質があり暑さや、寒さから身を守る働きをしています。
暑くて体温が上昇した時には汗を出したり、毛細血管を開いて熱を放出して体温を下げて体を正常な状態に保つ役割を果たしています。
年齢を重ねたり、運動不足によると汗腺の機能が低下して汗をかきにくくなったり汗の量が減少します。
マメな水分補給や適度な運動をして新陳代謝をあげることで正しく発汗出来るようになります。
感覚作用としての働き
皮膚には色々な神経の末端が分布しています。
硬いものや柔らかいもの。尖ったものや熱いもの冷たいものなど身体に影響や危険をおよぼすものの感覚器としての役割を果たしてます。
触覚や痛覚、温度覚などの皮膚に存在する受容細胞から受容させる感覚のことを皮膚感覚と言います。
皮膚感覚により熱いものや尖ったものなど危険なものから避けることができ、皮膚感覚が無くなると熱いや冷たいなどの感覚を失います。
分泌作用としての働き
皮膚から分泌されるのは皮脂と汗です。
汗の役割は体温調節がほとんどで、肌が乾燥した時に水分が蒸発しないよう、皮膚は皮脂を出す役割を果たしています。
分泌された皮脂は皮膚表面で皮脂膜となり、皮膚のうるおいと滑らかさを保つ働きをします。
皮脂というと『ニキビ』や脂っぽい肌で汚いなどのネガティブなイメージがありますが実は肌にとってとても大切なんです。
皮脂膜は皮膚から水分を蒸発するのを防ぐフタの役割をしてお肌に潤いをもたせるほか、外界からの刺激を守る働きもあるのです。
まとめ
皮膚には
- 外界からの刺激を防ぐ働き
- 体温を一定に保つ働き
- 感覚作用としての働き
- 分泌作用としての働き
と大きく4つの働きがあり
このように元から人間の身体を常に安定した状態に保つための防御機能を果たしています。
不規則な生活や偏った食事。
刺激のある界面活性剤や洗浄剤を使うことにより肌の機能を低下させ本来の機能を果たせなくなった時にアレルギーや皮膚障害を引き起こしやすくなります。
健康な肌でいられるためにも適度な運動や睡眠はもちろんの事、刺激のない界面活性剤を使って美肌を守りましょう!