アレルギー反応が起きる原因は?仕組みや対策方法も。
こんにちは。ツヤ髪美容師荒木です。
美肌作りのためには肌の荒れる原因を知る必要があります。
肌荒れの原因は「炎症」「シミ」「シワ」「アレルギー反応」
などがあります。
この記事では肌におきるトラブルの中でもアレルギーについて書かれています。
アレルギーの原因
アレルギー(allergy)
元々ギリシャ語で『普通とは異なる、変化した反応能力』の意味です。
体に備わった生体防御システムが体外から入り込んできた異物を排除しようと過剰に反応するときにアレルギーが起こります。
この生体防御システムを『免疫』と言います。
免疫は2種類に別れます。
免疫
体の中に悪玉の細菌やウイルスなどの異物(抗原)が侵入したときにそれを排除する生体防御のしくみ。
自然免疫
血液中にある白血球のように先天的に持ってる抵抗力のこと。
獲得免疫
おたふく風邪やはしか、インフルエンザなど後天的に得られる抵抗力のこと。
アレルギー反応
過剰な免疫防御によって引き起こされる反応。
個人差が大きく症例もさまざまで、近年では増加傾向にあります。
- 花粉症
- アトピー性皮膚炎
- 金属アレルギー
- 食物アレルギー
- 喘息
などもアレルギー反応です。
この反応はアレルゲン、微生物、化粧品の刺激、悪い生活習慣などに肌がさらされることで表皮の有棘層にあるランゲルハンス細胞や真皮樹状細胞から抗原を提示されることによって始まります。
アレルゲン
アレルギーの原因となる抗原です。
病原体として体内で悪さを働く細菌やウイルスなどとは根本的に性質が異なります!
例)
- 角質層から表皮に侵入しアレルギー性を示すもの(界面活性剤、植物性タンパク質、金属塩など)
- 呼吸器から体内に侵入するもの(花粉、ダニ、ハウスダスト、動物の毛など)
- 食物性のもの(卵、牛乳、魚類、大豆など)
アレルギーの種類
『Ⅰ型アレルギー』
即時型
花粉症や気管支喘息、食物アレルギーなど
『Ⅳ型アレルギー』
遅延型
ツベルクリン反応、接触性過敏症など
『Ⅱ型アレルギー』『Ⅲ型アレルギー』
もありますが一般的に『アレルギー』はⅠ型とⅣ型のことを指します。
アレルギー対策
お酢系の界面活性剤を使い肌のバリアを壊さないこと。
また保湿保護性のの強い化粧品を利用してバリア機能を向上させることです!
紫外線やアレルゲンのブロックを強固することも大切。
皮膚の役割の記事も読んでみてください。
皮膚の役割とは??大切な肌の機能を知り美肌になろう! - 荒木ユウのよっしゃいけるブログ。
皮膚は私たちの体の中の最大の臓器です。
化粧品は1日中肌につけるものなので少しでも刺激のある化粧品を使用すれば肌に大きな影響を与えてしまうので気をつけましょう。
まとめ
肌トラブルを起こさないようにお酢系のシャンプーを使い肌バリアを守ることが1番大切です。
バリア機能が低下するとアレルゲンが皮膚の中に入り込みやすくなります。
硫酸系界面活性剤やアミノ酸系界面活性剤などで壊さないようにしてきれいな肌を守りましょう。