アシスタントとスタイリストのいい関係性をつくるには?
こんにちは。ツヤ髪美容師荒木です。
僕はアシスタントの期間を5年という長い歳月を経てからスタイリストデビューしました。
普通の美容師さんからすると少し遅い方ではあります。
しかしアシスタント期間が長かったからこそスタイリストになってからもアシスタントとのいい関係を築けていると感じています。
世間一般ではスタイリストとアシスタントの関係が悪い美容室もあるみたいで、それこそそのまま営業を続けていけば必ずお客様に伝わりお客様が去っていく状況を作ってしまうと思います。
アシスタント期間が長かったから僕だからこそ伝えられるアシスタントとスタイリストがいい関係を築けるかをお伝えします。
ここではおもにJrスタイリストからスタイリストの方でアシスタントを使って仕事している人へ向けて書かれています。
アシスタントとスタイリスト
アシスタントとスタイリストの違いを簡単にご説明しますと・・・
⚫️美容師のアシスタントとは先輩スタイリストのヘルプ作業をメインとしてシャンプーやカラーリングなどを塗るだけでなく掃除や雑務などの仕事もする人。
お客様を担当することが出来ない見習い期間です。
⚫️スタイリストになると自分でお客様を担当することが出来、直接自分の技術でお客様をキレイにすることのできる役職です。
責任は全てスタイリストにあります。
スタイリストはお客様を掛け持つと仕事の半分からそれ以上をアシスタントに手伝ってもらい任せます。
自分と同じ仕事をしてもらうように技術や接客などの部分を育て上げるのもスタイリストの仕事です。
スタイリストがすべき事
円滑なコミュニケーションを取るためにもスタイリストはアシスタントから尊敬される必要があります。
『あんなスタイリストになりたい』
『憧れる!!』
と思われることが1番大切です。
そのために必要なのは
たった2つのことです。
- 嘘をつかない
- 行動している背中を見せる
この2つのことをやって行くことで憧れるような先輩になれます。
嘘をつかない
人として大切な事です。
- 自分を偽ること。
- いい姿を見せようとする。
- 話を盛って話す。
などなど、アシスタントに向けて
『自分は凄いんだぞ』
と大きく見せようとしたりすると後で必ずボロが出ます。
無理に相手に合わせなくてもいいんです。
知らない話に無理やりついて行く必要もありません。
誠実な姿こそが大事。
失敗してもいい、ありのままの姿を見せていきましょう。
行動している背中を見せる
人は何もしてない人を尊敬などしません。
尊敬に値する人は必死に努力している人です。
失敗しても負けないで続けるチャレンジ精神に心を打たれます。
また自分もなにかやらなきゃと動かされるきっかけにもなります。
なので先輩スタイリストはどんどん新しいことに挑戦していきましょう。
日々の努力を怠らない姿勢が後輩アシスタントの心を打つのです。
いちばんダメなのは行動もせずに口ばかり先輩風吹かせて偉そうにしている人です。
そういう人は必ず後輩からも誰からも尊敬だけではなく人としても相手にされなくなるでしょう。
先輩になったからと言って偉くなって良いわけではありません。
常に【謙虚】と【感謝】の気持ちを忘れない人が周りの人から愛されるようになるんです。
アシスタントがすべき事
アシスタントは日々自分の置かれた課題に対して一生懸命仕事をすることが大切です。
先輩の顔色を伺ったりして仕事が滞っていては意味がありません。
何か言われた時に素直に『はい!』と言えるかどうかがアシスタントとして成長するスピードが変わります。
スタイリストと円滑にコミュニケーションを取るためにも返事をハキハキとすること。
それだけで先輩も気にかけてくれるでしょう。
まとめ
サロンワークはチームプレーです。
アシスタントとスタイリストの連携が大切で関係が悪いと仕事も上手く回らずお客様にも迷惑をかけてしまいます。
スタイリストは嘘をつかないで日々の行動している背中を見せ続けましょう。
必ずあなたのことを尊敬してる人が出来るでしょう。
またアシスタントは先輩に言われたことを素直にハイといい愛される後輩になりましょう。
お互いがお互いに尊敬し合いながら謙虚な気持ちと感謝の気持ちをもって仕事ができる《いい関係》でいましょう。
これからもアシスタントとスタイリストがいい関係でいられる美容室が増えることを願ってます!