納豆美味しい。
『朝はパン。パンパパン。』
そういったコマーシャルをうたっているのはどこの企業だったけな。
とても耳に残るフレーズであり朝は白米派の僕もパンを食べたくなる位に脳裏から離れなくなるキラーフレーズである。
フジパン?山崎パン?パンはあまり食べないものでどこの企業か分からない。
そんな時にいつも助かるのがGoogle先生である。
僕は持っているスマホで
『朝はパン。パンパパン。』
と直ぐに調べたところ
松下由樹さんが出てる動画がトップに出て来たのである。
フジパンでした。
フジパンという企業はとても策略家だな。
今まで昭和から朝はご飯に鮭、納豆に味噌汁という一般的な日本の家庭というのに。
耳に焼き付くほどの
『朝はパン。パンパパン。』
とコマーシャルを全国民に流すことにより朝はパンを食べる常識を作ったのではないだろうか?
知らんけど。
時間が無くてもマーガリンをのせるだけで美味しくいただけるパン。
時にはジャムなんかものせて味変を楽しむのもまた乙なものだ。
このパンのコマーシャル誰もが聞いたことあるだろう。
しかし続きがあることをあまり知られてはいないのではないか?
僕は続きがあると聞き調べてみた。
(誰に聞いたんだ←)
驚きの結果がこちらだ。
『朝はパン。パンパパン。』
『朝はパン。パンパパン。』
『もっちりー』
というものであった。
いやめちゃくちゃシンプル!!
フジパンの本仕込みというパンのコマーシャルに使われているものの全文を書き起こしてみたところいかにもシンプルでわかりやすい広告というのがわかるだろう。
実際に現実世界で僕もつい口ずさんでしまうほどだ。
しかも『朝はパン。』
まで歌ったところでほとんどの人が
『パンパパン。』
と返してくれるのだ。
間違いない一体感がここにはある。
そうだ俺たちみんなパンなんだ!
という錯覚さえ起こしてしまうから恐ろしい。
しかしここで正気を保て!
何度も言うが筆者自身は白米派である。
しかも頑なに毎朝白米を食べているヘビーユーザーだ。
ホテルのバイキングでさまざまなパンがあろうとも僕はただひたすら白米と共に合うおかずを探している。
北海道旅行でのホテルバイキングであれば塩辛を選び、
福岡旅行でのバイキングであれば辛子明太子などその土地の美味しいものを白米と頂くのだ。
白米というのは実に魅力的である。
白く舞い上がるように口の中へ広がりつつ、胃の中へとダイブするように腹持ちもよい食材。
白米は白舞でもあるのか。
それとも白魔胃。
言葉遊びはここまで
このように様々な場所へ旅行へ行ったもののパンをとるほどまで至らないのは毎朝白米を食べる習慣というものがなかなか変えられないためである。
変える気がないのは白米の美味しさに取り憑かれているのと同時に潜在的に日本人としての誇りがあるからなのかもしれない。
つくづく日本人で良かったと思う。
然しながら生まれた土地がフランスであった場合白米など知らず毎朝クロワッサンを食べてフランスパンを口に運びながら顎を強化して
『Bonjour』
などと抜かしていたのかもしれないから人生というのは面白い。
話がそれた。
閑話休題。
何を伝えたいかと言うと僕は白米が好き。
フジパンによる『朝はパン』という洗脳には屈しないぞという気持ちをしっかりともっていることだ。
ここで間違えないで欲しいのは僕はパン派を否定している訳では無いという事だ。
パンも美味しいという事実を知っている。
先日食べたイタリアンレストランではオリーブオイルと塩だけで食べたパンに感動をしてこれから俺もパン派に寝返るんじゃないかと思ったほどパンも美味しいのは知っている。
ただそれ以上に白米が好きなだけ。
それ以上でもそれ以下でもない。
白米が好きな人はそれだけで甘みがあるからいくらでも食べれるという人もいるがそういう訳でもない。
僕はなにか味の濃いものと食べる白米が好きなのだ。
昔、餃子の王将でバイトをしていた時は豚キムチやホイコーローなどの味の濃いものを口に駆け込み白米で中和をするという所業をしていた。
幸せの咀嚼だ。
【味の濃いおかず+白米】
このコンビネーションが好きなのであって白米だけでいくらでも食べれるわけではない。
でもチャーハンをおかずとして白米は食べれるから一般的に理解されない事をしているのが僕である。
冒頭の話題に戻すと『朝はパン』というフジパンという企業の策略により朝はパン派と白米派と分けられた話だっけ?
違うか。
まあそんな派閥争いしている訳ではなく朝は白米派にとっては色んな選択があるという事実を伝えたいのである。
朝はパン(食パンに限り)
→マーガリン
→ジャム
→ピーナツバター
くらいしか思いつかないのでパン派の方は他に何をつけるか教えて欲しいものである。
朝は白米
→塩辛
→明太子
→高菜
→味付け海苔
→タラコ
→おかか
→梅干し
→カレー
→卵かけご飯
→納豆
などとバリエーションが豊かなのである。
しかしここで僕が声を大きくして言いたいのは
【納豆】だけはまたそこからのバリエーションが半端ないって!
ということである。
納豆に合わせるものの候補としては
→醤油
→ポン酢
→めんつゆ
→長ネギ
→白髪ネギ
→わけぎ
→生卵
と納豆に合うものこそ沢山あるのです。
沢山あるということはその分飽きのこない朝食が食べられるという事だ。
それに付けて納豆というものは本当に栄養価が高く美容師という視点で話させて頂くと髪や頭皮にもいい食べ物だ。
髪というのはケラチンというタンパク質からなる要素でありそれは豆類に多く含まれている。
納豆にはコラーゲンが多く含まれているので髪のハリコシを出したい人にはうってつけの食べ物である。
たまには有益な話を間に含めないと離脱率が上がってしまう。
ちゃんとここまで見てくれる人がいることを願おう。
納豆は健康にもいい食品であることは日本人みんなが知っている紛れもない事実である。
しかし昔に悲しい事件があったことを覚えているだろうか?
発掘あるある大辞典で特集された納豆ダイエットの回である。
2007年の1月7日の放送のこと。
【食べて痩せる!食材Xの新事実】
と題した回でその中で納豆によるダイエット効果を特集したのです。
内容は納豆に含まれているイソフラボンを摂取すれば副腎皮質から分泌されるDHEAというホルモン物質が増加してダイエットに効果がある!
と言ったものでした。
安価で身近な食品を取りあげたためか放送終了後の反響はものすごく全国各地のスーパーで納豆の売り切れが続出して入荷時期も全くの未定という前代未聞の納豆フィーバーが巻き起こりました。
しかしこの納豆ダイエットはデータに基づいたものではなくスタッフが創作捏造されたものということがわかり、それから発掘あるある大辞典は打ち切りとなったのです。
なんとも悲しい事件でしょうか。
納豆は何も悪くないのに悪者にされてしまった。
確かにダイエットへの効果はなかったかもしれない。
けど栄養価が高くタンパク質を摂取するにはとてもいい食材という事を忘れないで欲しいものである。
そんな可哀想な納豆に対する償いは納豆を食べることでしかできないのだ。
だから僕はこれからも納豆を食べ続けるだろう。
味を変えたりしながらも納豆というものを裏切りたくはないんだ!!
それからパン派の方へ
納豆パンというものもありトーストに納豆を乗せてチーズなんかと合わせて食べるというものもあるので
ここは1度パン派と白米派と手と手を取り合い納豆という同盟を結んでいこうじゃないか。
共に納豆の未来が素敵なものになるよう僕はこれからも納豆を食べ続け自分の血と肉にして生きていく。