ヘアカラーの種類とは?あなたに合ったカラーを選ぼう!
こんにちは。ツヤ髪美容師荒木です。
美容院には髪を切りに行く人がほとんどですがその次に人気のあるメニューは
【ヘアカラー】
髪を明るくしたり暗くしたり
白髪を染めたり
グラデーションカラーやメッシュなどのハイライトを入れたりと
カラーだけでも種類が豊富です。
『ここではヘアカラーってどんな種類があるの?
自分に合うカラーってどれなのか?』
という事に対して書かれた記事です。
ヘアカラーの種類
日本で使われているヘアカラーは大きく分けて3つの種類があります。
一時染毛料
髪の毛の表面のキューティクルに物理的に吸着させたものです。
吸着している染毛料は毛髪間には科学的な結合は発生しておりませんので、シャンプーで簡単に落とせます。
染毛は簡単ではカラースプレーやカラーマスカラ、カラーパフなどの形態があり分類は化粧品で安全性は高いです。(損傷なし、かぶれない)
半永久染毛料(セミパーマネントカラー)
毛髪のイオン性を利用して染毛するヘアカラーで一般的にはヘアマニキュアなどです。
薬剤のpHが酸性のヘアマニキュアを髪に塗布すると髪はプラスを帯びそこへマイナスの電荷を持った酸性染料が電気的な力で結合。
酸性染料は非常に鮮やかな色調を持っておりビビットなヘアカラーが楽しめますが、色落ちもアルカリを使った染料に比べるととても早いです。
化粧品に分類され酸性染料の安全性も高いです。
酸化染毛料でかぶれる方にはヘアマニキュアで染める場合が多いです。
永久染毛剤
永久染毛剤は最も色持ちが良いヘアカラーです。
このうち美容院で使われているヘアカラー が酸化染料を使用した酸化染毛剤です。
毛髪に浸透した酸化染料が酸化されることにより発色しますので毛髪内部からしっかりと染まります。
薬剤の中にアルカリ剤が配合されているとブリーチ力が発生するため仕上がりを地毛よりも明るくする事が出来ます。
一般的なヘアカラーはこちらです。
その反面アルカリによる髪のダメージがともないます。
また酸化染料はまれに皮膚に対するアレルギー(アレルギー性接触皮膚炎)を発生させることもあるので事前にパッチテストなどをしてアレルギーがないか確認してみましょう。
美容院でのヘアカラー
大きな分類で分けてみましたが美容院ではどのように呼ばれる物があるでしょう
- おしゃれ染め(アルカリカラー)
- 白髪染め
- ヘアマニキュア
- ヘナカラー
- 香草カラー
- ノンジアミンカラー
- オーガニックカラー
アルカリカラー
おしゃれ染めや白髪染めはアルカリによるヘアカラーです。
髪を明るくしたり暗くしたりすることができ、色持ちが良いカラーです。
繰り返すことによりアルカリによる髪のダメージが蓄積されるので
トリートメントなどをしてケアしてあげましょう。
一般的に使われているカラーでジアミンという成分でかぶれる可能性もあります。
白髪を染められるノンアルカリカラー
ノンアルカリカラーというだけあり髪へのダメージは少ないです。
その分明るく出来なかったり色味が限られてしまうのでご自身の髪の状態をご相談して決めてくださいね。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアは酸性染料で黒い髪を明るくする力はありません。
白髪やブリーチした明るい髪の表面に付着して染毛します。
また頭皮につけないように塗布するため、生え際には染められません。
アルカリカラーはしっかりと根元から染められる分すぐ伸びたと感じてしまうすかも知れません。
どうしてもカラーで髪が痛ませたくない方、頭皮がかぶれる方にオススメです。
ヘナカラー
ヘナの葉を乾燥させたものを染料として使う植物性のカラーです。
こちらも白髪染めとして使われるため黒い髪を明るくすることは出来ません。
植物性のヘアカラーとして頭皮トラブルもないですがその分染まるのに30分から1時間ほどおきます。
どうしてもカラーで髪を痛ませたくない方、頭皮がかぶれる方にオススメです。
香草カラー
漢方とジアミンを使い染め上げるカラーです。
形状はヘナみたいにお湯で溶かすタイプでヘナよりも短時間で染めあげることが出来ますがジアミンが入っているためジアミンかぶれの方は使用に注意が必要となります。
ノンジアミンカラー
各メーカーノンジアミンのカラーを出しています。
こちらはジアミンが入っていないため染まり上がりが薄くなり少しでも白髪をぼかしたい方にオススメです。
しっかりと染めたい方はアルカリカラーを。
それでも頭皮がしみて染められない方向けのカラーです。
まとめ
ヘアカラー1つとっても様々な種類があり、髪質やお客様のお悩みの状況によって使うものが変わってきます。
ここでは紹介しきれなかったカラーも沢山あるので1度自分に合ったカラーというものを探してみてもいいかもしれませんね!
分からなかったら是非美容師さんにご相談ください!